2010年12月23日木曜日













うろうろするのが趣味ならば、自ずと心焦がれるスポットが出来る。
だからと言ってむやみやたらにそこへ足を運ぶかいえば、ノーでありんす。
偶然そこを通りかかるからこそ、

京都では浄水場。
あっちの方に特に用があることはなかったので、めったに通らなかったけど、
北山に行くときはわざと遠回りして浄水場の前の道を選び。
わざとゆっくり自転車をこいでいつまでも横目でみながら名残おしく
浄水場を通りすぎ。

でもわざわざ浄水場だけをゆっくり見に行くことは決してしなかった。
そういう場所では無かった、鴨川はわざわざ行くとこだった。
もったいつけて、凝視しないように無意識にしてた(の?

浄水場のがらーんとしたひろさ、静けさ、誰もいないのにきれいに整えられて、四季折々に花壇に小ぶりの花が植えられているのが、すごく好きだった。コンクリートがやけに目につくところだった。フェンスが張り巡らされて、絶対に入れなさそうな雰囲気もより、そこを特別化してた。


夢に出てきたくらい。


東京の、それは、ちょっと歩いたところにある団地。
そこも花壇に花が植えてあって、やっぱりひとけがない。洗濯物や、こどもの自転車、車、生活が転がっているのに、すごく静かで、誰もいないみたい。芝生が。

坂の上だからいくたびに風が吹いている。本当はゆっくりそこにいたいけど、怪しまれてはいけないのでやっぱりのろのろ前を名残おしく歩いて、立ち止まらない。



炊きたてのご飯のようなにおいがする男はいやだろうか、

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